都市型住宅の健全な供給のために
40年代に都市部郊外の戸建住宅の急増にささえられてのびたプレハブ住宅メーカーも・・・
いわゆる鉄賃アパート供給までが限界であり、多様化要求、土地有効利用のニーズが強い都市型住宅供給には自ずから限界があります。
・・・つまり、注文住宅などの戸建住宅、アパート住宅のように建物の型が一般化していて標準化しやすい住宅ではいわゆる「プレハブ住宅」方式は有効ですが・・・
建物の規模、形態が多様な都市型住宅においてはちがった形の工業化技術が必要となります。
話がなぜ急に工業化技術の話になるのか不思議に思われるかもしれませんが、都市型住宅の健全な供給のためには工業化によるコストダウンが不可欠な要因となるからです。
まず第二に高密居住形態をとる都市型住宅においては住宅の広さ、設備レベル、性能が一段と向上しないと住環境悪化につながります。
第二に苦労して土地有効利用型の住宅設計をしても、その分だけ建物のコストが上昇してしまっては何の意味もないことになるからです。
さらに第三に、土地プラス建物の価格が一般大衆に取得可能な範囲におさまっていなければ供給しても意味がないことになるからです。